ADPKD臨床試験募集のご案内

現在、リジェネフロ(株)では、ADPKD患者さんを対象とした治験を実施しており、ご協力いただける患者さんを募集しております。

ご興味のある方はお早めにお問い合わせ先へご連絡ください。

 

主な選択基準・除外基準は以下の通りです。

 

【主な選択基準】

・年齢2655歳のMayoクラス分類が1C1D1Eで、かつeGFR60以上のADPKD患者さん

トルバプタンによる治療が困難と判断された患者もしくはトルバプタンによる治療を希望しない患者さん

・血圧140/90 mmHg以下

 

【主な除外基準】

・妊婦又は妊娠している可能性のある患者さん、授乳中の患者さん、妊娠可能な女性もしくは妊娠可能なパートナーのいる男性患者さんのうち、一定期間避妊ができない方(治験薬の最終投与から女性:2年間、男性:6ヵ月間)

・腎嚢胞に影響がある薬剤を使用した場合、最終投与日から治験薬初回投与日までの期間が12週間以内の患者さん

・次の合併症をお持ちの患者さん:治療を必要とする頭蓋内動脈瘤、悪性腫瘍、コントロールできない糖尿病、骨粗鬆症、コントロールできない脂質異常、肝機能異常

 

【治験実施施設】

(手続き上受け入れ可能と思われる施設)

北海道大学、順天堂大学、東京女子医科大学、虎の門病院(本院)、湘南鎌倉病院、京都大学、久留米大学

なお、ご紹介いただいた場合でも、治験に参加できない、又は紹介施設にてエントリー満了となっている可能性がございますことをご了承ください。また、虎の門病院分院でも治験は実施中ですが、既にエントリーされた患者さんの数が多く、これ以上の受け入れは難しそうです。

 

【お問い合わせ先】

多発性嚢胞腎協会 事務局 福田喜美子・土橋佳奈

e-mail: adpkd2021@gmail.com

携帯電話:080-4425-2095 (電話には対応できない場合がございます)

協会の医師から折り返しお電話いたします。

 

 

<<タミバロテンのことや治験の内容につきましては、治験依頼者へお問い合わせください>>

中野 毅/リジェネフロ株式会社 開発本部長

e-mail: t.nakano@regenephro.co.jp

 

 

タミバロテンは日本発のADPKD治療薬として開発されている唯一の薬剤であり、もっとも開発ステージが進んでいる薬剤です。作用機序がトルバプタンとは異なることから、本剤が上市されればADPKD治療の自由度は格段に向上するものと思われます。一日も早い上市にむけ、ご多用のところ誠に恐れ入りますが、ご協力を賜れましたら幸甚です。

 

 

敬具

 

京都大学 iPS細胞研究所
副所長・教授
長船 健二